Retevis Ailunce H1、GPSとAPRS
もくじ
GPS
APRS
CPS設定
本体操作
GPS

メニューのPositionがGPS。このメニューに入って、GPS SwitchをOnにすればGPSが使える。
GPSがオンになると画面上部に衛星アイコンが現れる。

GPS補足中は画面上部の衛星アイコンが点滅(緑と白の交互)、補足すると緑に点灯する。
GPSのメニューに入ってGPS Infoを開くと、諸々の情報が見られる。


APRS
APRSの設定も本体画面でもできるけれど、項目がそれなりにたくさんあるので、CPSで設定するほうが手っ取り早い。
CPS設定
まず、Commonの設定。

APRS Modemは「Analog APRS」を選択。Digitalもあるけれど、少なくとも日本ではほとど使われていないみたい。APRSを使わない場合は、ここをOFFにする。
その左のBeacon TX Modeは、ビーコンの送信タイミングの設定。

「Auto」を設定すると、Auto Beacon Intervalで設定した時間間隔で送信する。「Smart」は移動速度に応じて動的に送信間隔を調整する(はず)。「Manual」だとPTTスイッチを離したタイミングでビーコンを送信する。PTTを離してからどれだけの時間を置いてビーコンを送信するかがAPRS TX Delay。
APRS Screen Holdは、受信したAPRSでメッセージの表示時間。ここがOpenGD77とは大きく違う。OpenGD77のAPRSは送信しかできないが、このH1ではちゃんと受信もできる。
Latitude and longitudeで「GPS」を選択すると、位置情報はGPSを使って求めたものを送信する。GPSを選択するとGPSを補足できないとAPRSビーコンは送信しないが、Manualならそういう制限はなく、その下に設定したものを使う(固定値)。Manualは、どちらかと言うとテスト用かな。
TX PowerはAPRSビーコンの送信電力。
続いて、Analog APRSの設定。

PTT Report Modeのスイッチは、ONにするとPTTを離したときにビーコンを送信する。
Comment Textはビーコン内に入れるメッセージなのだろうけれど、送信しても、それを受信できる装置を持っていないので未確認。
DIGI PATHは「WIDE1-1」で多分OK。
Channelはビーコンの送信周波数。日本で主に使われているのは144.66MHzらしい。地域によって違ったりするようなので、その周波数を登録しておく。
設定したらH1本体に書き込む。
【追記】SSIDやSymbolは好みで付ければ良いのだろうと勝手に解釈していたのだけど、そんなことはなく、決まりがあるそうだ。
まず、SSIDはAPRSの公式ドキュメントにある。
www.aprs.org
https://www.aprs.org/aprs11/SSIDs.txt
https://www.aprs.org/aprs11/SSIDs.txt
一覧部分を抜き出しておく。
-0 Your primary station usually fixed and message capable
-1 generic additional station, digi, mobile, wx, etc
-2 generic additional station, digi, mobile, wx, etc
-3 generic additional station, digi, mobile, wx, etc
-4 generic additional station, digi, mobile, wx, etc
-5 Other networks (Dstar, Iphones, Androids, Blackberry's etc)
-6 Special activity, Satellite ops, camping or 6 meters, etc
-7 walkie talkies, HT's or other human portable
-8 boats, sailboats, RV's or second main mobile
-9 Primary Mobile (usually message capable)
-10 internet, Igates, echolink, winlink, AVRS, APRN, etc
-11 balloons, aircraft, spacecraft, etc
-12 APRStt, DTMF, RFID, devices, one-way trackers*, etc
-13 Weather stations
-14 Truckers or generally full time drivers
-15 generic additional station, digi, mobile, wx, etc
RECOMMENDATIONSって言うことになってはいるけれど、実質的に「決まり」なんだろうと思う。ハンディ機の場合は、「-7」が適切だろうと思われる。
Symbolも好きなアイコンを付ければいいというものではなくて、実態に合わせたものを選択するようだ。非常に見づらいけれど、人のようなものがあるので、徒歩ならこれを選ぶのが良さそう。

本体操作

APRSメニューに入って操作する。
TxFrequencyで先程設定した144.66MHzを選ぶ(Selectex CHだと、現在のチャネル(またはVFO))。

APRS Modemが「Analog APRS」なっているかなど、CPSで設定したとおりになっているか確認にする。また、必要に応じて、設定を変更する(APRSを使わないときは、ここをOffにするなど)。

以下が、GPSを使って、実際にAPRSビーコンの送信をしてみたもの。

パシフィコ横浜を出て、桜木町まで徒歩。テスト目的ということもあり、Autoで1分間隔で送信した。パシフィコ横浜からはしばらく建物の中だったのでしばらくデータが飛んでいる。途中で外に出たので、そこからは道に沿ってちゃんとトレースできている。面白い。SSIDとシンボルに関しては、ただし良いものがあることをこのときは知らなかったのでいいかんげんなものになっている。
近くに受信局がいたのかなと思ったけれど、少し離れた局が拾ってくれていたみたい。

また、APRSビーコンを受信すると下ような画面が表示される。

RT3Sから送信したもの。日時や座標は合わせていないのでデタラメ。
また、受信したリストも一覧で見られる。それぞれを選べば、上のような詳細が表示される。

なお、APRSのを受信するためには、VFO(またはチャネル)の一方をAPRSの受信周波数に合わせておくことが必要。デュアルVFOだと頭切れを起こすかも知れないので、確実に受信するならシングルモードのほうが良いかも。
