Retevis H1 を試してみる
ソース:jh4vaj様
仕様と外観
Retevis H1 DMRアマチュア無線機は、ハム愛好者やアウトドア活動愛好者にとって必須のアイテムです。GPS/APRS機能でリアルタイムの位置追跡が可能、万が一の緊急時にも迅速に対応できます。通話別名機能により、仲間の識別が簡単になり、50万件までの連絡先を簡単に管理・表示できます。さらに、AES256暗号化により、通信の安全性を強化。2900mAhの大容量バッテリーとType-C充電機能で、長時間の使用も安心。3種類の警報モードで、どんな状況でも安全に運用可能。キャンプ、登山、ハムフェスティバルなど、あらゆるシーンで頼れるH1は...
主な仕様
| 対応バンド | 144MHz帯、430MHz帯(デュアルバンド待機対応) |
|---|---|
| モード | アナログFM、DMR |
| 送信出力 | 最大 6W |
| 機能 | GPS、APRS、SFR |
| バッテリ | 2900mAh |
| サイズ | 125x60x40mm(実測、突起物を含まず) |
| 重量 | 330g(実測、バッテリとアンテナを含む) |
この無線機はJARDの保証対象機種なので、免許を受けるのは簡単(技適機ではないので、保証を受ける必要はある)。
なお、OpenGD77は非対応。

添付されているマニュアルは、英語とスペイン語だけど、サイト上で日本語版が提供されている ⇒ PDF

アンテナ端子はSMA-P。UV-K5等と同じだけど、本体側の穴(アンテナ側の外径)が小さくて、UV-K5のアンテナは上手く接続できない。少ししか入らないので、おそらく芯線が接触しない。
Retevis RT3Sは日本の無線機で一般的なSMA-Jだったのに、H1では逆になった。

バッテリが大容量のためか、背中がぽっこり盛り上がっている。

ロックの爪を押し込みながら(結構かたい)、バッテリ全体を引き上げると外れる。

RT3Sとのサイズ比較。

ぱっと見で、H1の方が背が高い(縦に長い)ことが明らか。


トップパネルは市松模様がくっきりと見えるが、これは光の当たり方のせい。

PTTボタンも同じ様な感じで、上面がフラットのツルツル。これもあまりいいとは思えない。その横の二つのボタンは、トップが皿状にわずかながら凹んでおり、ツルツルでもないので、PTTボタンよりはまし。

反対側は、スピーカマイク端子(ゴムカバー)。

写真の左側がH1で、サイズが縦に長い分、10キーに多くのスペースを割り当てることができるようで、ボタンサイズが大きくなっている(右はRT3S)。また、横に3列になっていて、「0」などが一番下の行に配置された。10キーは、サイズも配列も使いやすくなっており、歓迎。
充電
充電端子は、USB Type-C。本体(というかバッテリ)直結でも、スタンド経由でも充電できる。この点はRT3Sと比べて改善されている。


ただし、充電ケーブル(Type-A --- Type-C)が付属しているだけで、充電器は付属していない。充電器のスペックは、5V 2A。別途用意する必要がある。販売ページの構成の選択で「アダプタ」とあるのは、充電アダプタかもしれない(その後、ACアダプタである旨が明記された)。


ひょっとすると、もう1サイズ大きなバッテリも用意する予定なのか、スタンドのスペースが広い。あるいは、充電せずにスタンド内に置けるように、という配慮かもしれない。いずれにしても、気をつけないと充電端子が接触していないということになる。

充電中はLEDが赤点灯。充電電流は1.4Aくらい。バッテリの仕様が7.4Vなので、おそらく、内部で8Vくらいに昇圧して充電しているのだろう。
充電が終了すると赤LEDに変って緑LEDが点灯。


スタンドの裏を見ると、出力電圧は8.4V、電流は600~700mAとなっている。

操作など
右側のツマミ、電源兼ボリュームを回せば電源が入る。ただし、上に書いたように、ツマミに引っかかりがないのでちょっと回しにくい。

起動メッセージが表示されるのだけど、すぐに表示されないで、5秒位待たされることがある。一瞬、不安になるが、そのまま待つ。


選択したものが濃く表示されて書いてある文字が読めない。写真にすればなんとか読めるが、肉眼ではほとんど判別不能。
それでも、なんとか設定をいじって、表示モードを見つけた。Night Modeにすれば、かなり見やすくなる。

これなら、背景と文字のコントラストがハッキリして非常に見やすい。まずは、何をさておき、このNight Modeにするのが良いと思う。Night Modeというよりも、ダークモードという感じ。


なお、文字がなんとなく汚いのは、JPEGのノイズのせい。実際にはかなりきれいに見える(ディスプレイのドッド数も多いようで視認性は良好)。

PositionはGPS、APRSは文字通りAPRSの設定のようだ。

デュアルVFO表示にした状態。ただし、RT3SやUV-K5等と同様、デュアル受信ではなくて、デュアル待受け。

FMラジオ機能もある(RT3Sにはない)。VFO1側がFMラジオの表示になるけれど、これでもデュアル受信は生きているようで、VFO1の周波数の受信もできる(受信したらFM放送受信が停止して、VFO1の表示になる)。

今回のまとめ
- 何はさておき、まずはNight Modeに設定するのがおすすめ。ディスプレイ自体の視認性は良い。
- 充電はバッテリに直結のほうが速い(スタンドを使うと充電電流が抑えられる)。
- 無線機っぽくない垢抜けた外観デザインを目指したのだろうけど、操作性優先になっていないのが残念。10キー以外はRT3Sの方が良い。デザインなので、人によって意見が分かれるだろうとは思うが(個人の好み次第)。
- 少々大きくて重い。その分、バッテリ容量が大きいので、致し方ないところ。
- アンテナコネクタはRT3Sとは逆(UV-K5などと共通)。
- アンテナはしっかりねじ込むこと。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:support@retekess.jp
